KYOEIDO WINE

エチケットとアート

2016

岡見周二

岡見周二(陶芸家)

1953年東京生まれ。73年に京都・長谷川勇氏に師事し磁器を学び、76年に渡欧。ヨーロッパ各地を巡り帰国した後、79年に九州にて民芸を学ぶ。83年、信楽・古谷道生氏に穴窯焼成を学ぶ。86年、山梨で窯を築く。

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撮影:加藤新作

粉引 片口(2016)
岡見氏の作品は伊賀焼が多く知られているが、つややかな粉引の作品も多い。食卓のシーンを彩る器として、片口を採用した。

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撮影:加藤新作

伊賀 四方花生(2016)
小林の前職であるワイナリーでは、油絵の花がエチケットに描かれていた。今回は花器で、見えない花のかすかな存在を表現。

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撮影:土居麻紀子

伊賀 自然釉 抹茶盌(2016)
エチケットをボトルに一周させるデザイン。表面を分割撮影し1枚に合成することで、抹茶椀の豊かな表情をボトルに再現した。

岡見周二さんは、小林が長く敬愛し、親交を深めてきた陶芸家。「学生時代に出会ってからというもの、岡見さんの器、ものづくりに対する姿勢には常に刺激を受けてきた」と話す。